指揮者

早川 正昭(はやかわ まさあき)


経歴

市川市に生まれる。

東京芸術大学にて指揮を渡辺暁雄に師事。1960年同作曲科を卒業。翌年東京ヴィヴァルディ合奏団を創設、現在新ヴィヴァルディ合奏団常任指揮者。

 1971、73、77年に東京ヴィヴァルディ合奏団を率いてヨーロッパ各地で演奏、ヨーロッパ、アメリカで自作品を指揮して国際的にも認められる。1978年から1年間、文化庁海外研修員として訪欧し、ミュンヘン、ウィーンを中心に古典舞踊について研修を積んだ。

 作曲家として「レクイエム・シャーンティ」他多数の作品が、ドイツから出版されており、ヨーロッパでも高く評価さている。ヴィヴァルディに関する訳書もあり、レコードも多数録音している。交響楽団の指揮者としても活躍中で、東京都交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、またアマチュアの栃木県交響楽団などに客演、ルージゥチコーバ、ランパル等とも共演している。

 市響団友であり、共演は数多い。1985年の市川市文化会館落成記念「ベートーベン第九演奏会」で好評を博した。


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ichikyo@ac.mbn.or.jp 1996.12.8