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指揮者

吉田 裕史(よしだ ひろふみ)


経歴

 1968年生まれ。東京音楽大学音楽学部指揮科卒業。同大学研究科修了。指揮を汐澤安彦、広上淳一、津田雄二郎の各氏に師事。またピアノを岡藤由希子、コントラバスを故小野崎充、音楽理論を有馬礼子、糀場富美子の各氏に師事。

1994・95年、ウィーン国立音楽大学において、ハンス・グラーフ、ユリウス・カールマーの各氏に師事し、ディプロマを取得。終了演奏会においてストラヴィンスキー「春の祭典」ほかを演奏した。

1996年7月 イタリア、シエナ・キジアーナ音楽院において、夏期セミナーを受講、チョン・ミュンフン、ユーリ・テミルカーノフの各氏のもとで学ぶ。同年8月、イタリアのヴァルソダで開催された第19回「マスタープレイヤーズ」国際指揮者コンクールにおいて入賞。

 大学在学時より、主にオペラの分野において研鑽を積む。これまでに「フィガロの結婚」「コシ・ファン・トウッテ」「ラ・ボエーム」「ウエスト・サイド・ストーリー」「シンデレラ」等を指揮。また、二期会本公演「魔笛」では、合唱指揮者をつとめ、同じく二期会「椿姫」、水戸芸術館「フィガロの結婚」、その他「カルメン」「ルクレーシア」等で副指揮者をつとめた。

市川交響楽団、船橋フィルハーモニ管弦楽団、TAMA21交響楽団等を指揮するほか、全国各地のアマチュアオーケストラの活動にも尽力している。市川交響楽団との共演は平成6年の第243回市響「ファミリー交響楽コンサート」でベートーベンのピアノコンチェルト「皇帝」、ブラームスの交響曲第1番を指揮し、好評を博した。


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市川交響楽団 1996.11.13/1997.4.21/5.14